NPCだと、
胆道閉鎖症を起こす場合もあるようですし、
遷延性の胆汁うっ滞型の黄疸と、
肝脾腫を示す例も、
かなり多いようです。
いろんな病名が通り過ぎて行きました。
先生方の間では、たくさんの病気の可能性が浮かんでいたのだろうと、想像しました。
ここまで検査をしていただいても、
なかなか確定診断とならなかったことで、
逆に、
少しずつ、この子には難しい病気があるんだ、
と、覚悟が決まっていきました。
飲み薬は、更に種類が減らされていきました。
肺の間質の病変を表す数値、KL-6は、
最悪時4700を超えていました。(正常値500以下です)
が、それも下がり始めました。
皆、明るく、優しく、テキパキしていて、とても、心地よく過ごすことができました。
カニューラを留めているテープのドラえもんや、アンパンマンなどは、いつも手描きで作ってくださっていました。
NPCには確立された治療法が無いこと、
体重の増加が安定してきたこと、
から、自宅で過ごすなら、このタイミング、とのことで、
11月19日 退院しました。
11月9日にも脱腸で押し込んでもらった、ということがあったので、
その不安を抱えながら、
また、在宅酸素で、酸素吸入しながらの生活が始まりました。
お風呂上がりです。お風呂の間は酸素を外していました。
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