2012年2月27日月曜日

2011年8月





黄疸はかなりきつく、
黄色というか、黒っぽさもある肌色でした。
 
 






もともと、手術して、違った場合、
いろいろ調べても原因がわからなかったときは、
新生児肝炎症候群
という病名になる、と言われていました。

肝生検の結果、巨細胞性の新生児肝炎と言われました。
他の病院でも、皆、同じ診断でした。

 
       

採血で、あいかわらず、どこかしらに青いあざができていました。

旬は、表情も豊かで、黄色い以外、
見た目は元気そのものでした。

新生児肝炎は、かってに軽快していくことも多い病気のようで、
私達家族は、少し時間の余裕をもらったような、
しかし、原因がわらないままで、もやもや漠然とした不安感が消えない、
時間を過ごしていました。


次々と、
胆汁うっ滞に対しての飲み薬が増え、
採血の結果、貧血などもありそれらの飲み薬も増え、
漢方薬も飲むようになりました。
時々は外泊もして、家に帰ったりもしていました。
そのうち、入院後、増えてきていた体重が、止まりました。

それまで完全母乳できていましたが、
8月半ばからMCTミルクという、吸収の良い特殊ミルクをメインで飲ませるようになりました。
でも、独特の匂いがあり、たった50ml飲ませるのも大変でした。

※お腹のぽっこり(肝臓・脾臓の腫れ)は憎悪の一途をたどり、
ミルクが口に合わないのと、肝脾腫によって、一度の哺乳量が低下していました。
(※と、思っていました。)

ひとつ良いこともありました。
それまでずっと上がり続けていたビリルビン値が、8月15日の採血で初めて下がりました。

このころ、
白黒のコントラストが顔って分りやすいのか、このパンダのぬいぐるみに良く笑いかけていました。

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